ooabcoo’s blog

Twitterに載せにくい長文置き場 主に刀ステ

刀ステ 天伝 ネタバレ感想と考察もどき

天伝見てのとりあえずのごちゃ混ぜ感想

・セットが豪華!!!会場的にセットも力入れないと見栄えしないってのはわかるけど、あんな立派なセット組まれてるとは思わなかった。

・会場が円形なせいでステージの端から端まで180°超えてるから、視界に収まらなくてとても見難い。端にキャストがいると顔動かさないと見えないのは結構疲れる。スクリーン映像も同じ。

・思ってたよりステージに奥行きがあるから、ステージ奥からダダダっと走ってこられると結構迫力ある。

・会場グルグルすごい。最初は大したことないと思ったけど、ラスト真剣必殺のソイヤソイヤ時のグルグルは半端無い。テンションめっちゃ上がる。ただアンサンブル遡行軍の人達はずーっと走りっぱなしになるから、過去最高にキツそう…。

・坂の付いた台(?)を使用しての殺陣は新しいけど、維伝には敵わない。

・遡行軍に脇差がいる!初登場!!!

・初っ端から維伝パンフの謎が判明する演出。大阪冬夏は悲伝の直前。

・天伝がどの時間軸の話なのか太閤がいることで謎だったけど、まさかの未来から修行に来てる設定…。

・泛塵と大千鳥出るなんて早過ぎるわ。普通に夏の陣からだと思ってたし、まさかの真田影武者だし。そして政府顕現なのは何なの?何で夏の陣に三日月が来るって知ってんの?未来の出来事知ってんの?どの本丸の三日月も厄介てどういう事?

・てか泛塵と大千鳥、元主が目の前で非業の死を遂げたのにいくら政府顕現刀とは言えアッサリ過ぎない?すぐ「お前が影武者しろ」とか言える?科白劇の歌仙みたいにならないもの?

・まんばは修行に行ってそのまま維伝の遡行軍化したの?

・官兵衛ラスボス過ぎない?遡行軍飼って教育してたってどういう事?

・阿吽が十勇士の刀持って「顕現してもらお!」って言ってたけど誰に???

・太閤が言おうとした「まんばは歴史を最初から〜」は何?最初から修正しようとしてる???

・最後スクリーンに「完」て表示されるのは何?コロナ的にカテコ無いからさっさと帰れよって事ならそれで良いけど、末満さんのことだからそこにもなんか意味があるのかと勘繰ってしまう。

・すでにループしてる自覚がある三日月と、三日月が結の目であることを認識してる未来の政府顕現刀が夏の陣で顔を合わせたらどうなってしまうのか?

・天伝最初に太閤が遡行軍を従えてるみたいなシーンあったけど、あれはなんだったの???




考察もどき

・悲伝までの本丸の時間軸はすでに放棄されててループしてる(=円環)のでは?、って考察読んで納得。慈伝は時間軸ごと別本丸に引越したって事か。

太閤は放棄された悲伝本丸の時間軸に何故か修行に来てて、そこで天伝スタートと考えるのが妥当?

そうすると既に放棄されてる時間軸だから、未来の政府顕現刀である大千鳥達が夏の陣で三日月がやってくる事を既に知ってるのも辻褄が合う。 


・今回太閤の「山姥切は旅から戻って来なかった」発言から、維伝科白劇で長谷部が近侍だった理由が判明。三日月とまんばを失ったステ本丸では長谷部が近侍をしている。

この辺りは慈伝と維伝の間のお話で詳しく語られる事を期待。


審神者自身じゃなくても、本人が死んでても、「手」そのものがあれば男士は顕現可能(審神者じゃないと代償は必要)という新たな地獄設定。いっぱい滅ぼした本丸の一つから持ってきたとか…。

と言う事は、悲伝本丸のように遡行軍に襲われて壊滅放棄された本丸が過去無数にあるということ。

本丸襲撃後にステ本丸が厄介な任務(特命調査)ばかりさせられてる事を考えると、襲撃撃退した本丸はそうそう無くて逆に政府から特異視されている…?維伝の鳥太刀発言からもそんな感じが。


・慈伝維伝でも思ったけど、ステでは初期刀と初期刀組の設定が独特なのかなぁと。初期刀はあくまで一振りしかなくて基本どの本丸でもその一振りが始まりの一振りであるけど、ステ本丸では初期刀以外の初期刀組も「始まりの刀」扱いなんだよなぁ。

今回の天伝でも加州がまんばに「同じ始まりの刀でしょ!」みたいな事言うシーンあるし。ジョ伝でまんばがステ本丸の「初めの一振り」って明言されたけど、末満さん的に初期刀組は特別なんだろうか。


・男士がその時代から離れると歴史の自浄作用によって男士に関わる記憶は消えるって宗三が言ってたけど、では何故官兵衛の書物は残ってたのか?書き記したものは記憶とは別扱いで残るのか?それとも官兵衛に審神者の素養があるから残ったのか?

そもそもジョ伝で、弥助が本能寺の変で信長を助けようとする遡行軍と対する刀剣男士を見たって言ってたのと矛盾しない?なんでジョ伝で弥助は本能寺の記憶が消えてないの?弥助にも審神者的な特殊能力(?)があったの?だから遡行軍100人を自身に取り憑かせるなんて離れ技が出来た??


・科白劇でも思ったけど、今回の天伝でステのラスボスは官兵衛になる事ほぼ決定なのでは(三日月救出は別として)。ラストで阿吽が十勇士の刀を「顕現してもらおう」って言ってたけど、阿吽は遡行軍だから官兵衛が健在だった時代に遡行することも可能なわけで。これでもし官兵衛に審神者の素養があって、逸話が十分な刀が有れば、悲伝時鳥みたいに新たな男士が顕現する可能性も?まぁ官兵衛なら自身が審神者になれなくても、どうにかしそうだけど。


・【逸話と諸説】が天伝のテーマかなと思ったけど、結局それが人々に語り継がれる(=愛される)事こそが刀剣男士の力になるんだろうな。だからステ本丸の審神者は維伝でむっちゃんを龍馬と対峙させて力を付けさせようとしたり、遡行軍まんばは鶴丸に「物語をおくれ(逸話を増やして力を付けろ)」って言ってたのでは。

今回弥助は男士を斬る事によってソレを逸話とする刀剣男士のを生み出そうとしたけど、それだけじゃ結局人々に語り継がれてないから逸話とはならず、いくら代償を払っても男士にもなれない中途半端なモノが顕現されてしまった。信繁は審神者の手を持ってなかったから十勇士の刀を顕現出来なかったのは当然なんだけど、手があったからと言って弥助と同じく逸話に成ってないからちゃんとした男士は顕現出来ない。

悲伝で時鳥が顕現されたのは義輝が持ってた刀が三日月始め既に逸話がある刀だったからなんだろうな。そして顕現されたのは義輝に審神者の素養があったからでしょう多分。元々力があったから、血によって複数の刀が混ざり合ったイレギュラーとは言え、顕現できた。

ただ、阿吽が逸話が足りない十勇士の刀を「顕現してもらおう」って言ってたから、遡行軍側にはまた別な顕現技術がある可能性も?

諸説は真田十勇士だったり、ゲーム特命調査甲府で御前が言ってたみたいに、例えそれが創作だったり事実とは異なる事でも、人々に語り継がれる事によって男士の力になると。

天伝劇中で、秀頼を諸説に逃がそうとする弥助信繁に対してまんばが「史実のみが正しくて、諸説に逃がすような事はさせない。史実を守る事、それが男子の本能だ」みたいな事言うけど、でもそれって事実(史実)と諸説が混在してる刀剣男士にとっては自己否定にならんのかなぁ。

例えばまんば自身にしたって、山姥を切ったのは長義ではなくてまんばだって言う説もある訳だし。それが外伝なんだけど。

その辺が維伝の遡行軍まんばに繋がっていくのか?とか邪推してしまうけど関係無いのかな。維伝ラストのむっちゃんも不穏だったと思ってるからなんか、「史実を守る事が刀剣男士の本能」って言うのを強調されると不安しかない…。



夏の陣でまた明らかになる事も多いだろうからめちゃめちゃ楽しみだけど、どんな地獄が来るのかと思うと怖くもある…。